経営コラム


提案に責任を持つ

会議などで、思いつきで提案をする人がいます。

しっかりと考えた上での提案なら良いのですが、自分の存在感を示すためだけに提案をします。

そのような提案は、相手を混乱させるばかりで、百害あって一利なしです。

提案をするからには、責任を持たなければなりません。

責任には、2種類あります。

 

ひとつは、説明責任です。

なぜそのような提案をするのか、狙いは何かを説明できなければなりません。

直感も大事ですが、説明のできない提案は、議論を進めることができません。

説明責任を果たせないのであれば、思いつきの発言とみなされてしまいます。

 

もうひとつは、結果責任です。

提案するだけして、後は知らないという態度では困ります。

提案したことの結果に責任を持つ必要があります。

そのためには、提案者自身が当事者とならなければなりません。

自分だけ安全なところから、口だけ出すのは認められません。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、提案に責任を持っていますか?

 

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