支援先によっては、当初の依頼と実際の支援内容が異なることがあります。
それは、支援内容を決める前に、ヒアリング等の調査を行うからです。
事前調査の結果を受けて、クライアントへの支援内容を決めています。
そのため、当初の依頼と異なってしまうことがあります。
このようなやり方に疑問を呈する方もいらっしゃいますが、私はこのやり方が良いと考えています。
なぜならば、それが顧客にとって一番の解決策であると信じているからです。
スティーブ・ジョブズも言うように、顧客は実際にそれを目にするまで何が欲しいのか分からないことがあります。
そのため、顧客の本音を引き出して、本当に欲しいものを提示する必要があります。
顧客の本音を引き出すためには、信頼関係と思考力が必要です。
信頼関係がなければ、本音を語ってもらえません。
思考力がなければ、ないものを形にすることができません。
顧客の声を表面的に捉えるのではなく、立体的に考えていきます。
なぜを5回繰り返すといいますが、相手の発言の裏にあるものを考えていくと、相手の本当に欲しいものにたどり着きます。
価値提供を行うには、顧客の本当に欲しいものを知ることが不可欠です。
【本日の質問】
あなたの会社では、顧客の本当に欲しいものを引き出していますか?