少し前まで、個性ということがしきりに言われていました。
個性を伸ばす、個性を活かす、そうしたことが大切とされていました。
最近では、そのような声をあまり聞かなくなりました。
個性を尊重する風土が根付いたとは思えません。
どこかでたち消えてしまったようです。
個性を活かしたほうが、組織は強くなります。
しかし、そのためには管理能力が必要です。
枠に当てはめるのではなく、一人一人の能力を見極めながら、適材適所の配置をしなければなりません。
これは、非常に高い管理能力を求められます。
個性ある人材を活かすためには、その個性を楽しむだけの余裕が必要です。
相手に責任権限を与えながら、何かあったときにはすべて引き受けるだけの度量が必要です。
それができなければ、個性ある人材を集めても、その個性を活かすことができません。
各自の個性が十分に発揮されて、自由に交流ができると、イノベーションが生まれます。
【本日の質問】
あなたの会社では、個性を楽しんでいますか?