経営コラム


危機感を持ち続ける

第60回NASで、サッカーユニバーシアード代表監督の神川明彦監督のお話を伺いました。

チーム作りに関しての話は、共感する部分がたくさんありました。

組織が変わっても、チーム作りの基本は同じと再認識しました。

 

神川監督が、チーム作り失敗の原因として挙げていたのが、以下の2点です。

・危機感の欠如

・コミュニケーションの欠如

その理由について、詳しい説明はありませんでしたが、コミュニケーション不足は容易に理解ができます。

危機感の欠如については、考えることを止めてしまうためと、私は考えています。

 

危機的状況下では、なんとかしようと知恵を働かせます。

そのため、頭がフル回転して、様々なアイデアが浮かびます。

なんとかなるだろうと思っていると、考えることを止めてしまいます。

そのため、組織が停滞してしまいます。

 

危機感を持つためには、ライバルを設定する必要があります。

ライバルとなるのは、競合他社だけではありません。

自社の理想像もライバルになります。

このままでは、理想像を達成できないという思いも、危機感になりえます。

常に闘争心と向上心を持ち続ければ、危機感が欠如することはありません。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、危機感を持ち続けていますか?

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