経営コラム


量より質

ビジネスの評価は、成果を元に判断されます。

何を行い、どのような結果を出したかがポイントになります。

さらに言うならば、利益など会社に貢献しなければ、評価には値しません。

効率性を考えるのであれば、量より質が評価されるべきです。

 

経営資源には限りがあります。

時間も限られた資源です。

それならば、より少ない資源で結果を残すことを考えるべきです。

ところが、評価はしばしば量を元に判断されます。

 

作れば作っただけ物が売れる時代であれば、労働量と利益は比例します。

量を評価するほうが、質を評価するよりも簡単です。

そのため、量で評価されることが多くなっています。

 

しかし、今の時代は価値のあるものでなければ売れません。

どんなに努力をしても、顧客にとっての価値がなければ、評価されません。

顧客は、売り手の流した汗の量ではなく、顧客にとってのメリットで考えます。

それならば、短時間でも顧客にとって価値のあるものを生み出したほうが、利益に貢献します。

 

少量生産においては、効率性と質の高さが求められます。

それに応えるためには、量より質で成果を評価しなければなりません。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、量より質で評価していますか?

 

 

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