相手に迷惑をかけないためには、自己責任を取ることも必要です。
自己責任は、便利な言葉です。
この一言で、相手に有無を言わさず責任を追求できます。
これは、誤った考え方です。
自己責任とは、他者ではなく自分自身に求めるものです。
自分が責任も取れないのに、安易に相手に求めてはいけません。
責任を取るということは、最後まで関わるということです。
辞職をしても、責任を取ることにはなりません。
結果が出るまで、何らかの形でチームに貢献しなければなりません。
自分の力が及ばなければ、他の人に変わってもらうこともあります。
それでおしまいでは、ありません。
それまでの経緯を説明する責任があります。
メインでなくとも、自分にできることをします。
ときには、完全に身を引くことが、チームにとって最大の貢献となることもあります。
そのときには、黙って任せるのも、立派な関わり方です。
最後まで自分の都合を通して、逃げ続けるのは、格好悪い最後です。
【本日の質問】
あなたの会社では、全員が最後まで責任を果たしていますか?