経営コラム


限定感を大切にする

スターバックスカフェのピーチ イン ピーチ フラペチーノ が人気です。

今日も午後にお店に行ったときには、売り切れていました。

最近のスターバックスのフルーツを使ったフラペチーノは、売り切れ御免となっています。

品質を保つだけの原材料を入手できないのが理由とされています。

これは、非常に正しい判断だと思います。

 

売上を追い駆け過ぎると、急激に製造量を増やさなければなりません。

製造部門で対応できれば良いのですが、短期的に集中するとキャパオーバーとなってしまいます。

そうなると、品質を確保しきれない商品が市場に流れる可能性があります。

粗悪品が流通してしまうと、企業ブランドに傷がつきます。

一度傷がついたブランドの回復は困難です。

売上拡大のつもりが、売上減少につながってしまいます。

 

売り切れ御免のもう一つの効果は、限定感を高めることです。

なかなか手に入らない商品ということで、希少性や話題性が高まります。

限定感を上手くコントロールすることで、一過性のブームではなく、根強いヒット商品にすることができます。

 

一時的なブームに翻弄されるのではなく、限定感を大切にしながら利益を確保することが重要です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、限定感を大切にしていますか?

 

 

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