頭の体操などで、「図形に2本線を引いて、三角形を5個作ってください。」といった問題があります。
こうした問題のポイントは、図形をはみ出すなど、思考の枠を取り払うことにあります。
条件として与えられていないところは、自分で考えて良いわけですが、どうも難しく考えてしまう傾向があります。
・図形から線をはみ出してはいけない
・三角形以外の図形ができてはいけない
このように、自分で制約条件をどんどんと増やしてしまいます。
これでは、問題はどんどんと難しくなって、身動きが取れなくなってしまいます。
真面目な人ほど、問題を難しく考えすぎてしまうようです。
完璧を求め過ぎるのかもしれません。
行うのであれば、より良いものを求めるのは良いことです。
しかし、最初から完璧を求めてしまうと、何もできません。
まずは、問題に着手して、やりながら改善をして、完璧を目指すべきです。
また、不必要に完璧を求め過ぎてしまうと、疲れてしまいます。
メリハリをつけて、やらなければいけないことに集中をして、やったほうが良いことは後回しにします。
難しく考えすぎて動けなくなるよりも、とにかく動いて改善を繰り返すほうが重要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、問題を難しく考えすぎていませんか?