支援先の経営者の方に、経営理念はありますかと尋ねた場合、答えられる方は少数です。
経営理念とは、価値観であり、判断基準です。
これがなければ、組織運営はできません。
経営理念がないと答えた会社には、2つのパターンがあります。
ひとつは、本当に経営理念を作っていない会社です。
起業をする際に、儲かりそうという気持ちで始めてしまった場合もあります。
後継者であっても、代々この仕事をしているから、当たり前として受け継いだ場合もあります。
このような場合には、一から理念を作らなければなりません。
もう一つは、なんとなくあるものの、明文化されていない会社です。
このような場合は、そのなんとなくを明文化しなければなりません。
明文化する際には、働く上で大切にしていることを言葉にしていきます。
ブレインストーミングのように、次々とアイデアを出していきます。
出てきたアイデアを整理していくと、キーワードが見つかります。
そのキーワードをまとめたり、膨らませたりすることで、経営理念を明文化することができます。
【本日の質問】
あなたの会社では、経営理念が明文化されていますか?