経営コラム


矯正は難しい

長所伸展がビジネスの基本です。
それぞれの持ち味を活かした方が、人はのびのびと活躍することができます。
逆に、弱点を克服したり、悪いところを矯正したりするのには、大変な労力がかかります。
特に、矯正は大変な作業です。
これまでの価値観や行動規範を変えなければいけません。
これは、その人の根幹に関わることであり、一筋縄ではいきません。

企業には、それぞれの風土や理念があります。
そこに合わない人が、無理に合わせようとしても、なかなかうまく行きません。
そのため、採用が重要になります。

中途採用では、その人のキャリアや実務能力が考慮されます。
しかし、それよりもその人のキャラクターと企業の風土や理念が一致するかを重視しなければなりません。
能力は後からでも身につきますが、思考の矯正は困難だからです。
企業と個人のベクトルが合わなければ、中長期的に良い結果をもたらしません。
ミスマッチを防ぐためには、自社の風土や組織を明確にする必要があります。
その上で、応募者との相性を見極める必要があります。

【本日の質問】
あなたの会社では、採用時に応募者と自社の風土や理念との適性を判断していますか?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

アーカイブ