経営コラム


背中を押すタイミング

やらないで後悔するよりも、やって後悔したほうが良い。
失敗を恐れて何もしないよりも、挑戦して失敗したほうが良い。
たしかにその通りなのですが、性格は人それぞれです。
本人の準備ができていない状態で、強く背中を押してしまうと、パニックになるかもしれません。
背中を押されて飛び出した後に、景色を楽しむ余裕があればよいのですが、パラシュートを開くことができなければ、墜落してしまいます。
相手のことを考えずに、背中を押すのは、おせっかいでしかありません。

相手の準備が整っているかを判断するには、コミュニケーションしかありません。
相手がどこで悩んでいるのか、何をしたいのかをしっかりと共有します。
その上で、相手が課題を解決できるように、背中を押してあげます。
本人が上手く表現できないときは、軽く押してみるのも一手です。
相手がどこで抵抗するのかが分かれば、そこから課題を見つけることもできます。
相手が抵抗したからといって、さらに強く押してはいけません。

相手と共感することができれば、背中を押すタイミングは自ずと見えてきます。

【本日の質問】
あなたは、相手の背中を押すタイミングを図っていますか?


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