経営コラム


個別に対応する

焼きそばを作るときには、一度に全部を炒めるよりも、個別に炒めたほうが美味しくなります。
麺は、弱めの中火で両面にこんがりと焼き目を付けます。
肉は、中火で臭みを取りながら炒めます。
野菜や、強めの中火で水が出ないように炒めます。
このように、素材ごとに火加減を変えることで、食感が良くなります。
ちょっと手間ですが、個別に調理することで、仕上がりが格段に良くなります。

これは、会社においても同じことです。
部門や個人によって、性格や特性が異なります。
それぞれの適正にあわせた対応が必要です。
例えば、営業部では成果主義を導入しやすいですが、人事部などでは成果を数値化することが難しいです。
自由にやらせてもらえるのが好きな人も入れば、ある程度方向性を示されたほうがやりやすい人もいます。
こうした特性を考えずに、十把一絡げに指示を出していたのでは、個の力は発揮されません。

個の力を最大限に発揮しながら、ベクトルを合わせることで、組織の力は最大になります。

【本日の質問】
あなたの会社では、個別に対応をしていますか?


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