ビジネスにおいて、スピードはひとつの武器になります。
環境の変化に合わせて、素早く対応し、競合よりも一歩先を行くことができれば、優位性を確保できます。
ビジネススピードを速くするためには、意思決定、伝達、実行の各プロセスを速くします。

意思決定を早めるためには、責任権限の委譲が必要です。
稟議書にいくつも印鑑を押さなければいけないのでは、時間がかかり過ぎます。
現場の判断で実行できるようにすれば、これが最も速いです。
また、無駄な会議も止めなければなりません。
短時間で、決定を先延ばしにせず、その場で決める会議が必要です。

意思決定をしても、それが現場まで伝わらなければ、意味がありません。
朝礼や社内SNSなどのシステムを活用して、決定事項は素早く現場に徹底しなければなりません。
速く正確に伝えるためにも、フラットな組織が必要です。

最後に、実行のスピードを上げます。
そのためには、現場が正しく会社の意思を理解しなければなりません。
指示を理解したとしても、実行するだけの技能がなければできません。
これらは、日頃の業務活動の中で培われるべきものです。
一朝一夕では、身につきません。

【本日の質問】
あなたの会社では、ビジネススピードを速くしていますか？