業務の6割程度は、マニュアルでカバーすることができます。
業務の流れや個別の方法、留意点などを記載することで、誰でもできるようになります。
それでも、マニュアルでは伝えられないこともあります。
感覚的なものなど、言葉にできないものはマニュアルにできません。
また、詳細なやり取りをすべてマニュアルにすることもできません。
そうした部分は、見て覚えるしかありません。
ただ漠然と眺めていても、何も身につきません。
問題意識を持って、見ることが必要です。
自分ができないことがあれば、できる人はどのようにしているのかに注目します。
色々な上手な人を見たり、同じ人を何度も見たりして、一定の法則を見出します。
自分なりに仮説を立てたり、共通項を見つけたりすると、法則が見つかります。
その法則が見つかったら、自分なりに活用していきます。
また、色々な角度から見ることも必要です。
正面からだけでなく、側面や反対側からも見ると、それまで気が付かなかったことが見えてきます。
見えないところにコツがあります。
【本日の質問】
あなたの会社では、見て覚える仕組みがありますか?