金はないけど、知恵はあると言われます。
たしかに、知恵を出すことに金銭的コストはかかりません。
しかし、知恵は出せと言われてすぐに出るものではありません。
知恵を出すには、時間というコストがかかります。
長時間考えれば良い知恵が出るというものでもありません。
良い知恵を出すには、適切に徹底的に考える必要があります。
適切に考えるとは、道筋をはっきりとさせるということです。
ただ漠然と考えていても良い知恵は出てきません。
そこで、何について集中して考えるべきかを考えます。
例えば、赤字を解消しようと考えます。
赤字解消のためには、売上の増加か経費の削減が必要です。
いくら売上を増加させれば、赤字が解消されるのでしょうか?
その売上を達成するためには、何をすればよいのでしょうか?
このように道筋をつけて考えて行くと、知恵も出やすくなります。
徹底的に考えるというのは、答が出るまで諦めないということです。
なぜを5回繰り返すと言いますが、本当の答に辿り着くまでの道のりは遠いです。
考えるということは、大変疲れることなので、途中で止めてしまいたくなります。
そこをぐっと堪えて、考えぬくと知恵が出ます。
【本日の質問】
あなたの会社では、知恵を出していますか?