アハ体験と呼ばれるものがあります。
「あっ!」という不思議なひらめきを感じる体験のことで、テレビ番組などで紹介されています。
このひらめきは、人にヒントをもらっても同じ効果があるそうです。
ヒントが気づきとなって、「あっ!」となるのでしょうか。
よく「自分の頭で考えろ」と言われます。
たしかに、自分の頭で考えなければ、本当にその人に身につくことはありません。
しかし、分からないものはいくら考えても分かりません。
また、分かるようになるまでに、膨大な時間がかかることもあります。
いつまでも悩んでいたのでは、効率的ではありません。
その人なりにとことん考えて、それでも答えに辿りつけないのであれば、ヒントを与えることも大切です。
このヒントが気づきになって、壁を乗り越えることができれば、そこからはまた自分で考えていくことができます。
知恵は組織で共有すべきです。
先人の知恵を後輩が受け継ぐことで、さらにそれを発展させることができます。
スパルタ教育も悪くないですが、適度な気づきを与える見守る教育の方が、より効果的です。
【本日の質問】
あなたの会社では、適度な気づきを与える見守る教育を実施していますか?