経営コラム


業務目的と一致させる

自治体職員の方々のカイゼンサミットに参加してきました。
午後の部では、カイゼン活動においての悩み事について、ディスカッションしました。
ディスカッションを行って私が考えたことは、業務目的とカイゼン活動の目的を一致させなければいけないということです。

カイゼン活動の目的は、自治体によって異なります。
業務改善を目的としているところもあれば、人材育成を目的としているところもあります。
目的は違っても大切なことは、カイゼン活動は手段であるということです。
カイゼン活動を行うことが目的になってしまっては、意味がありません。

組織には業務目的が存在します。
業務目的は、経営理念やビジョンのような定性的な目的や、目標利益のような定数的な目的から、ブレイクダウンして作られます。
この業務目的とカイゼン活動の目的が一致していないと、上手くいきません。

まずは、業務目的を明確にしなければなりません。
カイゼン活動の目的も明確にします。
その上で、両者の目的が一致するように調整しなければなりません。
カイゼン活動が業務に直結していなければ、高い効果を上げることはできません。

【本日の質問】
あなたの会社では、活動の目的と業務の目的を一致させていますか?


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