自治体職員の方に混じって、アオーレ長岡の視察に行ってきました。
ハコモノというと、ムダというイメージがありますが、きちんとしたコンセプトを元に作られていました。
私の居住地域にも、このような施設があればと羨ましくなってしまいました。
「市民協働・交流の拠点」がコンセプトになっています。
市役所の機能と市民ホールが一箇所に集まっています。
市役所機能も、住民票の発行など一般市民が通常使用するものだけが集約されていました。
集約にあたっては、市役所業務の洗い出しをされたそうです。
市民ホールも格安で利用可能となっています。
使用料を取るよりも、稼働率を上げて、地域を活性化するという方針とのことです。
実際、稼働率は平均で80%、施設によっては90%を超えるそうです。
私が最も驚いたのが、施設内のオープンスペースは24時間開放され、自由に使えるということです。
アルコールも含めた飲食も可能とのことでした。
最近の公共施設は、制限が多い中で、素晴らしい取り組みだと思います。
隈研吾氏の美しいハードと、コンセプトに基づくソフトが魅力的でした。