『星野リゾートの事件簿』を読みました。
各施設の再生の転換点となった事件がドラマチックに描かれています。
状況は違っていても、ポイントは同じでした。
そのポイントは、以下の通りです。
・コンセプトを明確にする
・トップがコンセプトに基づき、確固たる判断をする
・コンセプトに基づく行動は支援され、そうでない行動は批判される
・現場の議論や意見を尊重する
・議論の場では、誰もが自由に意見を出せる
これは、再生にかぎらず、事業を行う上での鉄則です。
コンセプトを決めるということは、自分たちの未来のお客様を描き、どのように喜んでいただくかを考えるということです。
これは、創造的な作業です。
その作業では、自由な議論が欠かせません。
肩書にとらわれず、お客様満足(コンセプト)を基準に、徹底的に知恵を出し合う必要があります。
トップはブレることなく、コンセプトに基づいて挑戦する現場を尊重し応援します。
そうすることで、現場は自主性と責任感を持って、行動することができます。
このようにコンセプトを追求していくことで、事業は軌道に乗ります。
【本日の質問】
あなたの会社では、コンセプトを追求していますか?