大人になると、衝突を避ける事を学びます。
お互いに傷つけあうことを避けるためです。
それは、生きていく上での一つの知恵です。
しかし、痛みを避けているだけでは、本質は何も変わりません。
変革を起こしたければ、相手に率直に伝えることが必要です。
率直に伝える風土ができれば、誰もが発言をしやすくなります。
現場の声には、経営上の大きなヒントが隠されています。
これを活かさない手はありません。
率直に意見をぶつけあうことができれば、相違点や課題が明確になります。
調整すべきポイントが分かれば、解決手段も見えてきます。
事態が大きくなって手遅れになる前に、対策をすることができます。
率直に伝える風土を作るためには、ベクトル合わせが不可欠です。
全員が同じ目的に進んでいて、目標を達成するための発言であるとの共通認識があれば、お互いに傷つけることはありません。
無意味な足の引っ張り合いではなく、目標達成のための切磋琢磨と考えるべきです。
【本日の質問】
あなたの会社では、率直に伝える風土がありますか?