経営コラム


理想の企業像

人によって理想の企業像は異なります。
どれが正しいということはありませんが、同じ企業内では共通認識が必要です。
私なりの理想の企業像をご紹介します。
ステークホルダー全員の理想像を同時に叶えることがポイントです。

【経営者が、自分の夢を実現できている】
経営者と一般従業員の一番の違いは、理念やビジョンの有無だと思います。
企業という仕組みを通じて、自分の夢を実現する権利を持っているのが、経営者です。
逆に言えば、経営者は理念やビジョンがなければいけません。
そして、それが全社で共有できる仕組みが必要です。

【従業員が、自分の仕事に誇りを持っている】
強い組織は、従業員が活き活きと働いています。
そのためには、自分の仕事に誇りがなければなりません。
自分の仕事が顧客や社会の役に立っていることを実感し、成長意欲を持つようにします。

【自社の商品を通じて、顧客の課題を解決している】
利益を得るためには、顧客に価値提供をしなければなりません。
提供価値の最たるものは、顧客の課題を解決することです。
そのためには、マーケティングや人的販売、技術開発、製造力などの、各種機能が必要です。

【取引先と助け合える関係が築けている】
取引先を犠牲にして、自社が繁栄しても意味がありません。
取引先のために、自社が無理をすれば、事業の継続ができません。
お互いに納得をし、win-winの関係が必要です。

【自社の事業を通じて、社会を豊かにしている】
企業活動は、何らかの形で社会とつながっています。
社会の問題を解決したり、生活をより良くしたりすることで、社会を豊かにすることができます。

【本日の質問】
あなたにとって、理想の企業像とはどのようなものですか?


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