経営コラム


好事魔多し

好事魔多しと言います。
良いことはとかく邪魔が入りやすいという意味です。
物事がうまく進んでいる時ほど、意外なところに落とし穴があるとも解釈されます。
いずれも、調子の良いときこそ、気を引き締めなければならないことを示唆しています。

ビジネスにおいても、好不調の波があります。
自分たちで目標設定をして、戦略を練って、その結果として、正のスパイラルに入ったのであれば、問題ありません。
その後も、PDCAをしっかりとしていけば、さらなる成長が望まれます。

注意しなければいけないのは、理由も分からず好調なときです。
このようなときは、外部環境が大きく影響しています。
バブル期のように、ものを作れば何もしなくても売れるような状態です。
しかし、外部環境はいつ変化するか分かりません。
調子に乗って進んでいたら、ある日突然はしごを外されるかもしれません。
突然はしごを外されたら、倒れてしまいます。
勢い良く進んでいればいるほど、倒れた時の衝撃も大きくなります。

好調な時こそ、しっかりと足元を確認しなければなりません。

【本日の質問】
あなたは、自分の足元を確認していますか?


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