責任と権限は表裏一体のものです。
責任とは、目標を達成することを約束することです。
権限とは、目標を達成するための手段や力を行使することです。
つまり、目標達成の責任を果たすために、権限を行使するという形になります。
責任としての約束とは、口約束ではありません。
覚悟を決めて、自分の使命として取り組むことです。
仮に、目標を達成できないのであれば、修正計画を立案して、再び挑戦しなければなりません。
責任を取って辞任すると言いますが、何も考えずに辞めるのは、ただの逃げです。
その人が修正計画を立案したり、実行したりすることができないのであれば、次の人に変わるべきです。
できないのに、居座るというのも、責任ある行動とは言えません。
権限を行使できる状況というのは、目標達成のために自由に行動ができるということです。
もし、行為を責められるとしてら、そのことを実行したことではなく、そのことで結果が残せないときです。
相手に任せておきながら、自分と異なる考え方をしたといって責めるのは、おかしなことです。
【本日の質問】
あなたの会社では、責任と権限が明確になっていますか?