経営コラム


ベクトルを管理する

一人のマネージャーが管理できる範囲には限界があります。
一説には、7人程度だそうです。
この7人の行動まですべてチェックするのは、不可能です。
行動まで細かく管理することを、マイクロマネジメントと言いますが、これは部下のやる気を削ぎます。
ある程度は自由裁量にした方が、本人のモチベーションは上がります。

本人の裁量を尊重しつつ、組織としての行動を管理するためには、ベクトルを管理します。
進むべき方向性や目的、進捗速度(スケジュール)を共有して、そのやり方は本人に任せます。
方向性や目的が間違っていれば、修正します。
進捗速度が遅ければ、お尻を叩いて、間に合わせるようにします。

ベクトルを示すのは、リーダーの役割です。
マネージャーはそのベクトルを管理します。
目標達成のためには、どちらも必要です。

【本日の質問】
あなたの会社では、ベクトルの管理ができていますか?


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