経営コラム


買う理由を用意する

商品の価値とは、突き詰めれば「なぜその商品を買わなければいけないのか」という問の答です。
売り手の視点からすると、商品価値を伝えるということは、「買う理由を伝える」ということになります。
商品自体に十分な魅力があればよいのですが、不足するのであれば、買う理由を用意しなければなりません。

買う理由を用意するとは、相手のニーズを呼び起こすということです。
そのためには、相手が気がついていない問題点を指摘する必要があります。
例えば、相手が困っていることの根本原因を提示します。
イベントや季節感などで、需要を換気する方法もあります。
相手のニーズが高まるのをただ待つのではなく、こちらから刺激を与えます。

市場の動向に合わせて動いていたのでは、売上をコントロールすることはできません。
自分たちで買う理由を用意して、目標売上高に必要なニーズを捕まえることが重要です。

【本日の質問】
あなたの会社では、買う理由を用意出来ていますか?


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