経営コラム


見られている意識

百貨店の売場担当者が、事務部門などに異動になると、急激に老けこむとよく言われます。
その原因は、お客様と接することがなくなるからです。
お客様という他者の視線にさらされることがなくなり、緊張感がなくなることで、老けこんでしまうようです。

逆に言えば、他社に見られているという緊張感が、若さの秘訣です。
過度のストレスはパフォーマンスを低下させますが、程よいストレスはパフォーマンスを向上させます。
見られていることを意識することで、適度なストレスをかけることができます。

最近は、SNSなどで情報を発信する機会が増えました。
それは、他人から見られることが増えたということでもあります。
フェイスブックなどを見ていると、その人の仕事ぶりや趣味嗜好がよく分かります。
どのように自分が見られているかを意識して、情報発信をすることも大切です。
特に、会社の代表者などは、その人の評価がそのまま会社の評価になります。
オンオフの切り替えも大事ですが、常に会社の看板を背負っているという意識は必要です。

他人に見られている意識を持ちながら、上手に情報発信をしていくことが大切です。

【本日の質問】
あなたは、他人の視線を意識していますか?


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