経営コラム


第4回 カイゼン・サミットin福岡

第4回 カイゼン・サミットin福岡に参加してきました。
昨日に引き続き、自治体の方々と「カイゼン」について考えてきました。

ワークショップでは、「カイゼンは誰のものか」というテーマで議論を行いました。
チームのため、市民のためといった意見が出てきました。
また、それにともなって、「カイゼン活動が下火になっている」「カイゼン発表会が盛り上がらない」といった声も出ました。
これを聞いて、手段が目的になってしまっているのではないかと私は懸念しました。

私は、カイゼンは、実行する主体のものであると考えます。
なぜなら、カイゼンとは、課題解決だからです。
課題というのは、理想と現実とのギャップです。
与えられた理想(目標・計画)を達成するために、どうするのか知恵を絞って実行するのが、カイゼンです。
そのため、カイゼン活動が進んで、理想に近づいてくれば、行なうべきカイゼンは少なくなります。
また、理想(目標・計画)に則していないカイゼン提案をいくら行っても意味がありません。
本来の目的を見失うと、ただの自己満足になってしまいます。
「やったほうが良いこと」ではなく、「やらなければいけないこと」に注力することが大切です。

【本日の質問】
あなたは、なぜ、カイゼン活動を行っていますか?


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