経営コラム


月次決算を行なう

ビジネス環境の変化が速くなっています。
この変化に対応するには、PDCAサイクルを速くするしかありません。
四半期で決算を行っていたのでは、間に合いません。
月次決算を行ない、現状を認識する必要があります。
対応策の立案と実行を考えると、翌月の前半には、月次決算をまとめたいものです。

税理士などの専門家に依頼してもよいですし、会計ソフトを利用しても構いません。
規模によっては、エクセルでも構いません。
大切なのは、スピードです。

決算がまとまったら、特に以下の項目を確認します。
・売上高
・仕入原価
・ロス率
・残業代
・パート給与
・外注加工費
これらは、毎月の変動が大きなものです。
まずは、これらをきちんと確認します。

売上高と入金は異なる概念です。
助成金などを売上高に含めている企業もありますが、これは正しくありません。
売上高は、営業活動の結果です。
投下した資本を利益に変えるためには、売上を作るしかありません。

ロス率以下の費用は、業務の効率性を見る指標になります。
無駄を省き、業務を効率化することで、これらの費用を抑制することが可能です。

適切な会計を行なうことで、企業の経営を見える化し、迅速に対応することが大切です。

【本日の質問】
あなたの会社では、月次決算を行っていますか?


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