経営コラム


挑戦する楽しみ

自由に目標(課題)設定をするときに、大きく2つのパターンがあります。
一つは、実現可能性を重視して手堅く目標設定をする人。
もう一つは、現状よりも一歩高い目標に挑戦する人。

どちらの設定方法が正しいということはありません。
実現可能性のない高過ぎる目標は意味がありませんし、低過ぎる目標は成長につながりません。
少し努力すれば手が届く程度の目標が最適と私は考えます。

人の動機付けの中には、達成感があります。
達成感が最も高くなるのは、多少苦労をして成功したときです。
濡れ手で粟では達成感はありませんし、失敗してしまっても達成感はありません。

挑戦しようと思えるかどうかは、そのときのモチベーションにも左右されます。
日頃から失敗を責められるような環境にいる人は、挑戦する意欲が低くなります。
一度、挑戦して成長する楽しみを覚えた人は、少しずつ高い目標に挑戦していきます。
まずは、挑戦してみようという意識が生まれる環境が必要です。

挑戦する楽しみを覚えた組織は、強い組織になります。

【本日の質問】
あなたの会社には、挑戦を楽しむ風土がありますか?


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