経営コラム


任せると人は育つ

『毎日4時45分に帰る人がやっているつまらない「常識」59の捨て方』を読みました。
「残業なし」「報連相なし」で有名な未来工業の本です。
本の主軸は、「常に考える」ですが、「考える」仕組みとして、「任せて育てる」ことが紹介されていました。
全6章の内、4章がこのことに関連しています。

私が考える「任せる」ことで人が育つ理由は以下の2点です。
一つは、任される(頼られる)とモチベーションが上がることです。
人は誰しも、頼られると頑張らなければと思います。
モチベーションが高い状態のほうが、より高い結果を残すことができます。
自分で積極的に取り組むことで、学習効果が上がります。

もう一つは、任された仕事をこなそうと、高い課題に挑戦することです。
特に、現状よりも一段高い課題に取り組むときには、相当の努力が必要です。
知らないことを調べたり、試行錯誤をしたりしながら、課題解決に挑みます。
高い目標に挑戦することで、一段の成長をすることができます。

ただし、任せっぱなしでは人は育ちません。
任せた側もきちんと目をかけて、成長を促さなければなりません。

【本日の質問】
あなたは部下に仕事を任せることができていますか?


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