経営コラム


【四方山話】ことわざのビジネス的解釈-数字を使ったことわざ編-

ことわざは、ある事象を分かりやすく説明したものです。
それをビジネスに当てはめて理解するとどうなるでしょうか。
今回は、数字を使ったことわざについて考えてみたいと思います。

・「一を聞いて十を知る」
誤解の元です。
一を聞いた後の九は推測になります。
常にツーカーの仲を築けていれば良いですが、相手の意図を正確に理解することは難しいものです。
相手の目的や期待値、制約条件などを事前に確認して、ベクトル合わせをしなければなりません。

・「石の上にも三年」
商品開発はすぐに結果が出るものではありません。
万に一つがヒットすると言われている時代です。
試行錯誤を繰り返しながら、成功まで続けなければいけません。
しかし、見込がない場合には、引く勇気も必要です。
撤退基準も用意しておく必要があります。

・「千里の道も一歩から」
大きな目標を前にすると、何から手を付けていいか分からなくなります。
目標をブレイクダウンして、具体的な行動レベルまで落とさなければなりません。
まずは一歩踏み出せるまで、ハードルを下げる必要があります。

【本日の質問】
あなたはこれらのことわざをどのように解釈しますか?


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