都内の小学校の算数の授業に関する研究会に行ってきました。
その小学校では、算数の答に至るまでのプロセスを大切にしているということです。
例えば、台形の公式を教える前に、これまで習ったことを使って面積を出すことをするそうです。
子どもたちは、台形を四角形と三角形に分けるなどして、答にたどり着くそうです。
これこそ、応用力だと思いました。
自分たちの持っている知識や技能を活用して、未知の問題に取り組んでいます。
また、1年生は繰り上がりの足し算の過程を見える化しているそうです。
例えば、6+8を計算するときには、先に8に2を足して10にして、残りの4を足します。
このプロセスを理解するために、6を4と2に分解して書いて、2と8を丸で囲んで10の塊を作るそうです。
このように考えるプロセスを見える化すれば、誰でも正しいやり方を身につけることができます。
今の子供達は、このように考える力を身につけていると知って驚きました。
私が子供の頃の授業とはかなり異なります。
うかうかしていると、あっという間に今の子供達に置いて行かれそうです。