仕事を早く終わらせようと思ったら、作業スピードを上げるか、仕事量を減らすしかありません。
作業スピードを上げるには、熟練度を上げたり、やり方を工夫したりします。
仕事量を減らすには、要領を良くするか、仕事の手を抜くかしかありません。
要領よく仕事量を減らすのと、仕事の手を抜くのでは、天と地ほどの差があります。
要領よく行なうというのは、大事なポイントだけ押さえて、枝葉末節は省くということです。
手を抜くというのは、ポイントを押さえずに、ただ仕事量を減らすことです。
事前にどれだけ考えているかが、両者の違いです。
また、手を抜くというのは、面倒くさい、やりたくないというネガティブな発想から生まれる行為です。
やるべきことをやらなくても、誰からも責められないのであれば、人は易きに流れます。
やってもやらなくても評価が変わらないのであれば、モチベーションは高まりません。
それでも、最後は本人の覚悟次第です。
仕事の手はいくらでも抜けますが、そのような人は信頼を失っていきます。
常に120%を目指しながら、与えられた環境でベストを尽くすのがプロフェッショナルです。