どのような接客が良い接客かは、お店のコンセプトや雰囲気によって異なります。
丁寧な接客は望ましいですが、立ち食いそばやさんで、あまりにも丁寧な接客をされると調子が狂います。
ランチタイムのコンビニでは、素早く対応をしてもらえたほうが嬉しいです。
このように、良い接客を一言で表すのは難しいですが、どんな状況にも当てはまる良い接客があります。
それは、感じの良い接客です。
感じの良い接客は、小手先の技術ではなく、お客様に対する心から生まれるものですが、
特徴的なポイントをご紹介します。
・笑顔がある
接客の基本は、笑顔です。
感じの良い笑顔を見ると、こちらも嬉しい気持ちになります。
忙しかったり、一生懸命になり過ぎると、表情が硬くなってしまいます。
常に笑顔でいられるくらいのゆとりを持って、接客をしたいものです。
・あいさつ
あいさつも基本中の基本です。
入店時にあいさつをされないと、がっかりします。
先日、あるお店で店員の方とぶつかりましたが、「ごめんなさい」の一言がありませんでした。
怪我をしたわけでもなく、大したことではないのですが、やはり人として残念な気持ちになります。
あいさつはすべての始まりです。
お客さまを迎え入れるために、コミュニケーションのきっかけに、あいさつは不可欠です。
・お客さまの一歩先を提案
相手のことを真剣に考えると、一歩先を提案することができます。
例えば、プレゼント用の商品を相談されて、一緒に選んだようなときには、
会計時にこちらから、ラッピングの提案をすることができます。
お客さまと一緒になって考えることが大切です。