経営コラム


体験販売

クラフト用品店などで、製作体験のイベントが人気です。
ワンコインでアクセサリーなどを作れるので、小学生の女の子たちが楽しそうに作業をしていました。
体験を通じて、商品そのものを販売するという意図も店側にはあります。
実際に体験することで、商品の良さを理解してもらうというものです。

体験後に商品を購入している人を見ていると、親子で体験している人が多いです。
これは、体験のレベルを小学生に合わせているからだと思います。
お子さんは、純粋に体験を楽しむことができます。
お母さんの方は、少し物足りないようです。
そのため、もっと本格的にやりたいという欲求が生まれるようです。
その欲求を満たすために、商品を購入して、家庭で続きをやるのではないでしょうか。

お試しで満足させないというのは、試供販売の鉄則です。
良さは理解してもらった上で、もう少し欲しいと思わせるところがポイントです。
一生懸命売り込んでお腹いっぱいにさせてしまうのではなく、
腹八分目の訴求を心がけることが大切です。


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