商品を作ったものの売れないというご相談をよくいただきます。
お話を聞いてみると、価格が高いというのが共通しています。
設備投資をして減価償却費が高い、自動化できていないので人件費が高いなど、理由は様々です。
理由はともあれ、自分たちが利益を出すためには、単価が高くなってしまっています。
そして、商談の場で、価格のことを指摘されて諦めるという流れです。
確かに、売る側からすれば、高額商品はあまり取り扱いたくありません。
それは、販売するのに労力がかかるからです。
なぜ高いのか、それを消費者に納得してもらえなければ、売れません。
反対に言えば、納得してもらえれば、買ってもらえます。
価格に見合う価値があることを、商談の場で伝えてバイヤーを動かすことができなければ、消費者まで届きません。
大手はTVCMなどで直接消費者に訴求していますが、中小企業では難しいです。
どうやれば売れるのか、売り文句や販促ツール、売場展開の方法などをしっかりと用意して、ひとつひとつ説得していかなければなりません。