2人3脚で速く走るためには、お互いの足並み(速さ)を揃えることが大切です。
参加人数が増えれば増えるほど、遅い人に引っ張られて、全体が遅くなります。
この遅い人が、製造工程におけるボトルネックです。
このボトルネックを解消することで、全体のスピードを上げることができます。
そして、ボトルネックは、製造工程以外でも当てはまります。
例えば、営業において、誰か一人が成績不振だと、組織全体として目標達成ができなくなります。
全員が目標を達成することで、組織としても目標が達成されます。
ただし、成績不振の人を攻めても何も始まりません。
成功体験や営業プロセスを共有することで、全員が一定の成果をあげられる仕組みが必要です。
通常の業務においてもペースを乱す人がいます。
思いつきで指示をする人や、ダラダラとした会議運営などが当てはまります。
こうした人を是正するためには、常に目的意識を持つような仕掛けが必要です。
組織のボトルネックを解消するには、仕組みを上手く作って、誰もが一定の成果を出せる環境を整えることが大切です。