小売店に行くと、売場が整っているところとそうでないところがあります。
ピークタイムであれば仕方ありませんが、いつまでもほったらかしでは困ります。
見た目の悪い売場と整理された売場では、売上に差がでます。
ピーク後にはきちんと売場を整えることが大切です。
基本は前だし陳列です。
棚が歯抜けだとボリューム感に欠けます。
そこで、商品を前に移動させます。
このとき、商品のフェイスをすべて前向きに揃えるようにします。
きちんと整えられた棚は迫力があります。
可動式の棚であれば、作業効率が上がります。
すべての棚が可動式に出来ればといつも思うのですが、技術的に難しいのでしょうか。
惣菜や生鮮食品など商品補充が難しいところであれば、一箇所に集めていきます。
同じスペースでも歯抜けの状態と、まとまっているのでは印象が違います。
右から左へ、奥から手前へと商品を集めます。
空間を埋めることができなくても、気にする必要はありません。
きちんと整っていれば、空間が購買意欲を下げることはありません。
むしろ、売れているというメッセージを伝えることができます。
整理されていない状態では売れ残り品のように見えて、購買意欲を下げることになります。
きちんと時間と担当者を決めて、売場を綺麗に保つことが重要です。