食の欧米化が進んでも、食卓から白いご飯とお味噌汁がなくなることはなさそうです。
お味噌汁を飲むと、ほっとした気持ちになります。
それは、お味噌汁が日本食の基本である、出汁と発酵食品(味噌)の組み合わせだからではないでしょうか。
お味噌汁の出汁は様々です。
鰹節と昆布の組み合わせも良いですが、個人的には煮干しのほうが好きです。
その他、しじみなどの貝類、魚のアラなども良い出汁が出る具材です。
出汁に何を使うかだけでも、かなりのバラエティがあります。
お味噌も地域によって様々です。
私は麹の効いた米麹味噌が好きですが、自家製では大豆味噌が主流です。
九州では麦みそが好まれますし、京都の白味噌、名古屋の八丁味噌とこれも種類豊富です。
さらには、ブレンドして使う人もいるのでそのバラエティは無限大です。
具材も様々です。
どんな野菜を入れてもあうと思います。
豚肉や魚といったタンパク質のものを入れても美味しいです。
薬味も小ネギや七味唐辛子などお好みで楽しめます。
出汁の旨味とお味噌の旨味の包容力により、小さなおわんの中で無限の可能性が広がります。