目標には大きく分けて3種類あります。
数値目標と課題目標と行動目標です。
数値目標は比較的分かりやすいです。
売上高2000万円を目指すといった形で表されます。
数値で表すことで、具体性が出ます。
できるだけ細かく数字を分解することが大切です。
売上高=単価×数量に分解したり、商品ごとや取引先ごとの目標値を設定したりします。
課題目標は定性的な目標です。
ブランドを浸透させる、従業員の商品知識を増やすといった形で表されます。
ただの標語では意味がありません。
実効性のある目標にする必要があります。
行動目標は、上記の目標をクリアするために必要な行動です。
毎月得意先を10件訪問するといった形で表されます。
根性目標では困ります。
現実性のある目標にする必要があります。
そして、これら3つの目標は関連付けられていなければいけません。
売上2000万円という数値を設定するのは簡単です。
しかし、達成するためには戦略が必要です。
売上2000万円を達成するために、販売単価を1.5倍にして数量を2倍にするということは誰でも考えられます。
そこからさらに一歩踏み込んで、どうやって単価を上げて、数量を増やすかまで考えなければいけません。
逆に、行動目標から設定した場合も、その目標をクリアした場合に、どのような効果があるのかを明確にしなければなりません。
目標を設定する際には、一気通貫で全体と部分、数値と行動を関連付けることが必要です。