経営コラム


波に乗る

ビジネスにはメリハリが必要です。
常に全力で頑張ることも大切ですが、勝負どころできちんと勝負できる事のほうが重要です。
ある本で読んだ話ですが、ニューヨークのタクシー運転手は、晴れているときはノルマを達成するまで必死に走り、
雨が振ってお客さんが多い時には、ノルマを達成するとその時点で営業を早めに切り上げるそうです。
気持ちはわかりますが、これでは機会ロスが大きいです。

外部環境などや成長段階により、なかなか成果につながらない時期があります。
そのようなときに闇雲に動きまわっても成果は出ません。
じっとこらえて次の機会の準備をしたり、今ある機会に集中したりすることが大切です。

反対に、何をやっても上手くいくようなときは、しっかりと波に乗る必要があります。
次の機会に備えて資源を節約する必要はありません。
全力を注ぎ込んで、最大のリターンを得るように集中すべきです。

勝負どころでは全力を注ぐ決断力とともに、その波が大きな本物の波かどうか判断力も必要です。


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