経営コラム


話し合いの場を設ける

ビジネスでもプライベートでも信頼関係の重要性は言うまでもありません。
お互いの仲がこじれてくると、口もききたくないという状況になってきます。
しかし、これでは関係は悪化するばかりです。

信頼を失ったり、関係がこじれたりするきっかけは、些細な事が多いです。
それが積み重なってくると取返しのつかないことになります。
また、一度こじれだすと相手の欠点ばかりが目についてきて、負のスパイラルに陥ります。
こうした状況を回避するためには、早めに話し合いをして、原因を探り解決することが必要です。

とはいえ、気に入らない相手と話をすることはエネルギーのいることです。
何を言っても相手に反対をされるかもしれません。
このような話し合いの時に大切なことは、結論を急がないことです。
とにかく相手の話をしっかりと聞きます。
ポイントは、相手に関心を持つことと共通点を探ることです。

相手は話を理解できない人だと決めつけて臨んでは、何も解決されません。
相手は何を考えているのかにフォーカスして、話を聞くようにします。
また、目的は同じでも方法が違うということも多々あります。
そのようなときは、同じ目的を確認することで、歩み寄ることができます。

話し始めるまでは色々と悩みますが、いざ腹を割って話し始めるとスッキリするものです。
お互いに本音で話ができるまで、焦らずじっくりと時間を掛けることが大切です。
沈黙を恐れる必要はありません。


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