経営コラム


リアル店舗のネットを利用した販売促進

これまでもネットを利用したリアル店舗の販売促進策はありました。
代表的なものとしては、以下のようなものがあります。
・ホームページやブログで情報発信を行う。
・SNSを活用して顧客との関係性を深める。
・ホームページやポータルサイトでクーポンを配布する。

販促策とは少し異なりますが、新たにネットショップを立ち上げることもあります。
ある9代続くお店は、ヒット商品が出たために、リアル店舗を縮小しネット販売に注力するそうです。
新たな顧客開拓としてネットへの出店は有効ですが、出店したからといって売れるわけではありません。
戦略を立て、顧客とのコミュニケーションを密に行わなければなりません。

最近の取り組みとして、ネットゲームとの連携も見られます。
位置連動ゲーム「ケータイ国盗り合戦」と商店街のスタンプラリーを組み合わせたところ、動員数が10万人突破したそうです。
このゲームは、位置登録をすることでゲーム上の陣地を広げていくことができます。
今回は、商店街の店舗で買い物をするとゲームで利用できるアイテムが手に入るシリアルコードがもらえる仕組みになっているそうです。
また、商店街近辺で位置登録をすることでクリアできるイベントと組み合わせているため、効果が高まっていると考えられます。

同じように位置登録ゲームの「コロニーな生活」でも、コロカ店と呼ばれるお店があります。
そのお店で買い物をすると、ゲーム上でもお土産を購入することができます。
このお土産は、スポンサー土産と呼ばれ、コレクションアイテムとしてユーザー間で取引もされています。
また、イベントと組み合わせた販促も行われています。

顧客のニーズが常に変化する時代ですので、それに対応した取り組みが店舗側に求められます。


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