バレンタイン商戦が終了しました。
バレンタイン当日まで売り場は多くの人で賑わっていました。
最近は告白用というよりも、シーズナルギフトや自分用としてのニーズにより市場が拡大しているようです。
美味しいチョコレートは一粒で完結する世界があります。
コーティングとガナッシュの組み合わせにより、甘みと苦味、多様なフレーバーの無限のハーモニーが生まれます。
何か一つの要素が強いとバランスが崩れてしまいます。
噛んだ瞬間にどのような風味が広がるかのワクワク感も楽しみです。
素晴らしいチョコレートの満足感は、至福のひとときを演出してくれます。
チョコレートは比較的フレーバーがしっかりとしているので、はっきりと特徴を感じることができます。
それでも、各社はチョコレートの特徴を説明したリーフレットを商品に添付しています。
そのリーフレットの中には、ショコラティエのこだわりやお店のコンセプトのほか、材料のこだわりもしっかりと書かれています。
あるチョコレートのリーフレットには、ほぼすべての材料の産地が明記されていました。
私もそこまで詳しくはないので、その産地が有名なのかどうかは分かりません。
すると気になるので、スマホでその場で検索をしました。
その産地が有名であることを自分で確かめることで、より味に対する納得感が深まりました。
ある程度まで相手の興味を引き出すことができれば、その後は相手が自発的に行動するということを改めて感じました。
チョコレートの素晴らしさと、与えられる情報の詳細さ面白さによって、興味を引き出す仕組みになっています。