経営コラム


報告書におけるストーリー性

報告書を作成する際には、なんらかの結論を持って臨みます。
その結論を裏付ける調査や仮説を組み立てていくことで、報告書が完成します。
つまり、報告書にはある程度のストーリー性があります。

ストーリー性を強くすると、話の流れがが分かりやすくなります。
また、ストーリーにそぐわない内容は除外されるため、コンパクトな内容になります。
結果として、内容を理解しやすくなります。

一方、ストーリー性が強くなりすぎると、バイアスが掛かり過ぎる場合があります。
ストーリーにそぐわない内容が除外されるということは、一方的な判断しか行われないことになります。
これが行き過ぎると、データの改ざんにつながります。
そうなると適正な報告書とはいえません。

報告書の目的に合わせて、適度なストーリー性を持たせる必要があります。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

アーカイブ