ガントチャートは、プロジェクトの計画を立てる際などに利用されます。
計画達成までにやらなければいけない課題、責任者、スケジュールが一覧できるので便利です。
慣れてしまえば、作成は難しくありません。
その手順を簡単にご紹介します。
1.ゴールと締め切りを確認する
ゴールと締め切りがなければ、計画を作ることはできません。
この認識が曖昧だと、計画もぼやけたものになってしまいます。
2.大項目を洗い出す。
計画達成のために必要な課題を大項目で洗い出します。
この時に、フレームが役に立ちます。
経営計画であれば、ヒト・モノ・カネ・情報で考えることができますし、マーケティングであれば4Pで考えることができます。
3.小項目を洗い出す
大項目ごとにやらなければいけない課題を洗い出します。
この段階では具体化されているかどうかがポイントです。
目標が数値で表されていたり、どのような行動を取ればよいか明らかになったりしている必要があります。
4.責任者を決める
小項目ごとに責任者を配置します。
各項目の内容に応じて適任者を選びます。
このとき、特定の人に業務が集中していないか注意が必要です。
メインプレイヤーとして動くのであれば、3つが限度です。
また、メンバー全員に何らかの役割を与えたほうが、モチベーションにつながります。
5.スケジュールを決める
各項目をいつから始めて、いつまでに終わらせるかを決めます。
項目によっては、ある項目が終わらないと開始できない場合もあります。
一時期にやるべきことが集中しないようにも配慮が必要です。
矢印で期間を表示しながら、全体を俯瞰して調整することが大切です。