6次産業化では、地産都商を前提として考えられているようです。
確かに東京などの大都市のほうが市場規模は大きいです。
一方、競合もたくさんいます。
私は、東京で売るのは全国大会の決勝戦を戦うようなものだと思っています。
何の戦略も持たず勝つことはできません。
売るからにはしっかりと準備が必要です。
自分たちの価値観を明確にすることは大切ですが、押し通す必要はありません。
消費者のニーズに合わせて変化させなければいけないこともあります。
量目に関しては、よく言われることです。
地方に比べて、都市部の1回の消費量は少ないので、大容量よりも小容量のほうがむしろ喜ばれます。
着色料や添加物も避ける傾向にあります。
特に、地方のお袋の味は無添加というイメージがあります。
味付けは好みもありますが、塩分の強いものや極端に甘いものは敬遠されがちです。
マルシェなどで都市部に出てきて販売して、そのような違いを実感することも必要です。