経営コラム


従業員ヒアリング

新しい顧問先の経営計画を作成する際には、全部門の課長以下の方にも従業員ヒアリングをさせていただくようにしています。
経営者の方には、話ばかり聞いていないで、早く支援をと要望されることもありますが、
計画を作成する上で、全部門の現場の声を聞くことは不可欠だと考えています。
その理由は、大きく2つあります。

ひとつは、答は現場にあると考えているからです。
経営層の話を聞いていると、漠然とした課題が見えてきます。
その課題について、現場の方に問うとなんらかのヒントが見えてきます。
現場で答やヒントが点在しています。
それらを集めて整理していくと、ある方向性が見えてきます。
その方向性は正しいことが多いものです。

もうひとつは、全従業員の方のモチベーションを引き出すためです。
上から降りてきただけの情報や指示では、本当に人を動かすことはできません。
当事者意識を持ってこそ、初めて本気で取り組むことができます。
一人一人とお話をさせていただくことで、巻き込んでいくように心がけています。

しっかりと現場の声を聞いて、良い支援をしていきます。


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