経営コラム


例え話と作り話

例え話と作り話についてどう思うかと質問したら、前者は良いが後者は悪いという答が多いのではないでしょうか。
しかし、両者の違いに気が付かなければ、どちらも同じ効果をもたらします。
両者の違いの一つに、フィクションの度合いがあります。

何かを説明する際に、具体例を挙げることはよくあります。
その内容としては、以下の3種に分類できます。
・他社事例など、実際にあった話
・尾ひれをつけるなど、実際にあった話の一部を改変した話
・まったくの作り話
このように書くとフィクションの度合いが強くなるにつけて、嘘と感じるようになり許せなくなってくるのではないでしょうか。
しかし、効果は理解を促すということで同じです。

もう一つの許せるかどうかの基準は相手のことを思っているかどうかではないでしょうか。
自分の利益のために都合の良いことを言うのは許せませんが、
本当に相手のことを思っているのであれば、多少のフィクションも仕方ないのではないでしょうか。
いわゆる優しい嘘にも通じると思います。

相手に対して誠意を持って対しているかどうかが重要です。


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