経営コラム


三人展@SUNDRIES

南青山のSUNDRIESで開催されている三人展に行って来ました。
届いたDMにはタイトルもなく、裏面も白紙という状態でした。
それでも、実力派の作家とSUNDRIESでの開催ということに期待して足を運びました。

会場はいつもとは一味違った空間になっていました。
入った正面には齋藤大地氏の写真が飾られています。
何回か焼いたり洗ったりを繰り返した作品は、写真とも版画とつかない独特の美しさを放っていました。
引き寄せられるように中へと足を進めると、すぐ横に熊谷幸治氏の野焼きの壺がド迫力であることに気が付きます。
接いだ松脂が良い景色となっていて、外も中も楽しめる力強い作品です。
その他、土器や石のオブジェも出展しています。
そのまま視線を上げると、壁には好井京一氏の泥絵が飾られています。
「もののけ姫」の木霊を思わせるモチーフは、どこか優しい気持ちになります。

今回の三人展のテーマは、「自然・精霊・神」とのことです。
山梨から長野にかけて点在する古墳を巡りながら、作成された作品はどれも人の顔のように見えます。
そこに、自然の力が宿っています。
現代日本に対するメッセージがしっかりと発信されています。


会期は10/8(月)まで。正午から7時まで期間中無休です。
フロラシオンの近くにお店があります。


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